圧迫骨折の原因とは?
圧迫骨折の原因、実は大きく2つあります
・起立筋が硬くなっている
・骨密度の低下
骨密度の低下は広く知られていますが、起立筋が硬さが原因なのはあまり知られていません。
しかし、起立筋が硬いと圧迫骨折の予防さえ、かなり難しいことをご存じですか?
※起立筋とは、首から腰まで背骨のすぐ横にある長い筋肉。
【起立筋が硬い】圧迫骨折への影響、その1
筋肉が硬いと縮む方向に力が働きます。
起立筋は背骨のすぐ横にあるので、硬いと背骨に負担がかかることになるんです。
【起立筋が硬い】圧迫骨折への影響、その2
硬い筋肉では毛細血管がつぶされ、血流が悪くなります。
すると当然、細胞には栄養分や薬が届きません。
起立筋を緩めるには
運動や姿勢も非常に大切ですが、最も重要なのは、
背骨のS字。
そのためには、猫背や巻き肩などを改善する必要があります。
姿勢を負担の少ない【自然な姿勢】に戻すには、正しい運動しかありません。
効果的な圧迫骨折の予防法
圧迫骨折の予防は、起立筋を緩めるための正しい運動!
しかも、骨密度が低い方でも安全にできる運動です。
1、走る動作を腕だけ行います。胸を張って大きく早く腕を前後に動かしましょう。
2、そのまま、礼のように上半身を前に倒して、同じように腕を動かします。
3、その体勢のまま、腕を伸ばして前後に大きく動かします。
この1~3を10秒ずつ。それを1セットとして、1~3セット行いましょう。
これを、毎日1週間やってみて下さい。
コツは、1回を長くではなく、1回1セットでも良いので、1日に数回行うことです。
筋肉が緩むと血流も向上するので、薬の効果もUPしますよ。